日本を代表とする木材は?と聞かれて、「杉」と答える方も多いのではないでしょうか?杉は、日本一高く伸びることや多く植えられていることで知られている木です。その他にも様々な特徴がありますので、ご紹介しましょう。
杉の樹木はどのような特徴があるの?
杉は、DNA解析の結果から植物学的な分類としては、杉科ではなくヒノキ科に属しています。真っ直ぐに伸びる性質を持っているため、「直木(すぐき)」という言葉が訛って「杉(すぎ)」と名づけられたという説もあるようです。カットや加工がしやすいことから、建造物や家具、食器やインテリアなど、古くから日本の暮らしに取り入れられてきました。
また、杉が多用されているのは、木材として使いやすいという理由だけではありません。鎮静効果・保湿性・調湿性・耐久性など、優れた性能を持っているからです。その他の特徴として、日本原産の木の中で最も長寿で大きくなる点が挙げられます。
樹高45〜50mm、幹の直径2m、推定樹齢2000年を超える巨木も日本各地に存在しています。
木材として活用されてきた杉の歴史について
杉は、様々な歴史書に記載されています。中でも日本書紀では、スサノオ父子よって杉が全国に植えられたとされ、古い時代から日本人にとってなじみ深い植物だったようです。
縄文時代では、建造物や家具の他、桶・樽・下駄などの生活用品や船、また弥生時代には水田の矢板など、遺跡や書物から様々なものに杉が使われていたことがわかっています。
その後、太平洋戦争時には生活用品としてだけでなく、軍用目的で多く伐採され、戦争後は復興目的で全国各地に植えられるようになりました。このように杉は日本人との付き合いが長く、古くから日本の暮らしを支えてきた樹木なのです。
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