1.ブロックに穴をあけて設置する場合
既に埋められたブロックの上にフェンスを設置する場合、最も一般的なのはコアドリルという、コンクリートに穴をあける専用の機械で穴をあけ、その穴に支柱を立てる方法です。この場合、機械自体が特殊で、作業も難しいので、プロの業者に依頼することをお勧めします。 |
穴あけの費用は、穴の数や深さ、大きさ、業者さんのお見積もり方法によってばらつきが出ますが、穴1個について5000円程度の費用がかかるつもりで検討する必要があります(具体的には、最寄の外構業者さんにご相談ください)。
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・コアドリルで穴を開けて施工された事例 ⇒ https://www.rakuten.ne.jp/gold/woodpro/s/228.html
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2.ブロックを挟むタイプの金具で柱を立てる場合
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ホームセンターで売っている、ブロックを挟んで固定するタイプの金具を使って柱を立てる方法もあります。
強度は必ずしも高くないので、フェンスの高さは1M程度が限度だと思います。通常、60ミリ角の柱用になっていますので、当店で対応する場合には、金具への差し込み部分だけを60ミリ角に加工した柱を製作して対応しています(右記画像参照)。
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3.アンカープラグを使って固定する場合
ブロックの上に柱を金具で固定する場合、ブロックにアンカープラグ(※)を埋め込んでから、そのプラグにボルトを差して締め付けます。
アンカープラグの取り付けは、まず、ブロックに指定の径の穴を振動ドリルであけて、その穴にプラグを差込み、ピンを打ち込むことで、その圧力でプラグを保持します。そのため、ブロックにも相当の圧力がかかるので、場合によってはブロックそのものが壊れる危険性もあります。アンカープラグの注意事項にも、ブロックへの使用を禁止してある場合もありますので、経験の少ない方にはお勧めできません。
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総合的に検討して1、2、3での設置が難しい場合、ブロックの内側(家側)の地面に穴を掘って支柱を立てる方法で設置するという、ブロックを使わない方法もあります。施工難易度や強度の問題で、この方法をとる場合も多くあります。
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※アンカープラグ…アンカーボルトを取り付けるために、ブロック側に埋め込むプラグで、内側にネジが切ってあり、ボルトを固定することができます。
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