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「足場板」は、そもそも工事現場で作業員さんが乗っかる板のこと。今や金属製のものが主流ですが、関西以西を中心に、高速道路や橋梁等の建設現場では、現在も杉の足場板が使われています。
杉足場板は平均して3年〜5年、現場の過酷な条件の下で利用されますが、人命をあずかる部材ゆえ、強度に不安を覚えたら早々に現役引退となります。
WOODPROは創業以来、杉足場板の販売やリースを行ってきましたが、クタクタ、ボロボロになって返ってくる板も多く、それらはずっと不良材として廃棄されるしかありませんでした。
「もったいないのぉ、なんとかならんのか。」とは先代の口癖。
結果、先代のその言葉がきっかけになり、足場板リサイクルに本格的に取り組むことに。
現役を終えた足場板の中から、あじわいのある板を厳選。足場板古材のよさを最大限に活かせるよう、板を水洗いし、サンディング加工(部分的に削りこむことでより味わい深く)しています。 |
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注1)OLD ASHIBAの寸法について。
OLD ASHIBA商品は、足場板として数年使用されたものを利用しています。
表示寸法は製材時の寸法ですが、利用過程で乾燥・収縮・磨耗などの影響で、実際の寸法は
幅方向で3ミリ程度(最大5ミリ)、厚み方向で1〜3ミリ程度
小さくなっております。あらかじめご了承ください。
例)商品名表記が「OLD ASHIBAフリー板(厚みハーフ材)厚15mm×幅240mm×長さ1000mm」の場合、商品の実寸は「厚み12〜14mm×幅235〜238mm×長さ1000mm」となっています。 |
注2)OLD ASHIBAの素材の個性について。
OLD ASHIBA商品は、ペンキ、さび跡、釘穴、角の丸み、欠けなどもできるだけ生かして商品化しております。
規格の統一しやすい「新品」と違い、古びた感じそのものを味わいとする商品には、どうしても感じ方に個人差がでやすく、ある人には味わいと感じられるものであっても、ある人には汚いとしか感じられない、ということはありがちです。そのリスクを避けるために、商品を規格化すれば、せっかくの味わいや面白みを失ってしまうことにもなります。
そのため、製品には「ペンキ、さび跡、釘穴、角の丸み、欠け」が含まれる場合があることをご了承の上、ご注文頂ければ幸いです。
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さび跡(真ん中:タッカー跡、右下:釘跡)の例 |
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(お知らせ)2009年6月 OLD ASHIBA商品のペンキ付着の基準を変更いたしました
ペンキの付着ができるだけ少ないものをご希望のお客様が、当店の想定以上の割合だったため、2009年6月に、OLD ASHIBA商品のペンキ付着の基準を変更いたしました。これからのご注文分の商品は、以前のご注文分で【ペンキの付着は少ないものを希望】とご指定いただいた時の選別基準が標準品となります。そのため、今後は特別ご指定いただかなくても、【ペンキの付着は少ないもの】をお届けいたします。
※建築現場で使われていた杉足場板古材商品という特性上、【ペンキの付着がないもの】というご希望は承ることができません。了承くださいませ。 |
注3)ワレ・反りについて
木は周囲の環境に合わせて、水分の吸収と放出を繰り返しており、それに伴って材料そのものが伸縮しています。そのため、ある程度の割れや反りは木材の宿命的欠点として発生します。
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※「反り」の例
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※この程度の「割れ」は、商品に含まれます。また、商品お届け時には「割れ」が発生していなくても、後々「割れ」が発生することもあります。 |
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