まずは材料の確認です。 材料を広げて、どの部材がどの部分になるか確認。 主に、天板・側板・棚板部分に分ける事が出来ます。 奥行が295mm以上の場合は、幅違いの板を互い 違いに繋いで、組み立てます。 今回はオプションで「落下防止板(古材)」も 取り付けてみたいと思います。 板には反りがあり、表裏の雰囲気も異なるので、 どの部材をどこに使うかイメージを膨らませます。
付属品と道具の確認です。 DIYキット溝加工(無塗装)の場合は ビスとダボ・サンドペーパーが付属しています。 (※落下防止板を選択された場合は、スリムビスも付属) 【自分で準備が必要な道具】 ・電動ドライバー ・のこぎり ※ダボ埋めをする場合 ・ハンマー ※ダボ埋めをする場合 になります。
いよいよ、組み立て開始です。 作業台があれば良いのですが、そういう訳にも いかないので、平らな床と壁がある場所を確保! 木くずが出るので、段ボールなどを敷くと 後掃除が楽です。 今回はWOODPRO CLUB(当店の休憩室…) の一角を使って組み立ててみたいと思います。
@まずは片方の側板を壁にくっつけて重ねます
.
A続いて棚板を溝へはめていきます
※側板と互い違いになる様に、棚板は幅広の物を下に
B反対側の側板も設置
※壁側の側板と同じになる様に、手前も幅狭の板を下に
Cまずは幅の狭い側板をビスで止めていきます
D幅の狭い板を止めたら、広い板をセッティング
E棚板も溝へはめていきます
F棚板をはめたら、バシバシビス止め
G片面のビス止め完了
Hひっくり返して、反対側も同様に止めていきます
I板の反り等で隙間が空くので、しっかりと押さえながら
※ですが、どうしても隙間は空く事があります…
J中々、はまらない所も…(汗)
K側板の組み立てが終わったら、天板の取付へ
※ビスを打つ際の手の位置注意!改めて見ると危ない…
Lやっと、シェルフになりました
●古材の足場板には、 反りや曲がりがあるので、 ズレが生じてしまいました。 でも、それも味わいとして 受け入れれるのが この素材の良いところです!
無塗装の場合、「木ダボ」が付属しています。 仕上がりに拘りたい方は、是非ダボ埋めにも チャレンジしてみて下さい! 【ダボ埋めに必要な道具】 ・木ダボ(付属品) ・サンドペーパー(付属品) ・ハンマー ・のこぎり
【BEFORE】 ビスの頭が丸見えです
【AFTER】 木ダボと古材の色は異なりますが、やはり見た目GOOD
@まずは、ビスの頭が板と面の状態だと、ダボを埋める事が 出来ないので、1cm程ビスを埋め込みます
A木ダボに下から1cmくらいのところに印を付けて、穴に差し込みます .
B印のところまで、一気に埋めてしまわないよう、目印の少し 下の方まで、ハンマーでトントン
C目印のところを、のこぎりでカット ※ここも手の位置注意!(我ながら危ない…)
※板の少し上でカットすれば、傷がつき難いという算段です
Dカットしたら、木ダボが少し面より飛び出ているので、 ハンマーで叩いて面まで完全に埋めます
E埋め込んだら、サンドペーパーで擦って、ささくれなどを除去 .
※ペーパー掛けは、木目に添ってが基本です
●最初は目立ちにくい所で試して、慣れてきたら何箇所か まとめてやってみましょう
●木ダボをカットし易いのこぎり等も販売していると思いますので お近くのホームセンターなどで探してみて下さい
※私はこののこぎりを使用しても傷を付けてしまいました…
MEMO わざわざ印を付けるのが、煩わしい… 板に少々傷がついても、古材だから気にしない… という方は、印を付けずに最後まで木ダボを埋め 込んで、カットしてももちろん問題はありません また、見える箇所だけダボ埋めしても、全然OK。 ただ、一度ダボ埋めするとビスを抜いたりするのは かなり困難になりますので、その点ご注意ください。
オーダーシェルフは、オプションで「落下防止板」 を選ぶ事ができます。 棚に本や物を入れたときに、後ろへ落ちない様に するための、ストッパーです。 落下防止板は、「新材」と「古材」がありますので 今回は、試しに両方とも取り付けてみます。
@組み立てたシェルフを倒して、板をセッティング
A後は簡単、付属のスリムビスで止めていくだけ
※真っ直ぐになっているか、水平に気を付けましょう
●ちょっとした工夫で、使い勝手は良くなります .
●ちなみに古材の場合、厚みハーフ材になるので、裏面は 新材になります
●こちらは「新材」の落下防止板取り付け後 .
●古材とは見た目が異なりますが、物を入れてしまえば、あまり 関係ないですね。ちなみに古材より少しお安くなっています
組み立てが終わったら、 もちろん、そのままご利用頂いても良いのですが、 無塗装でのご購入であれば、塗装を自身で施したり 扉を付けたり、フックなどを付けたり 自分好みの使い易い、シェルフに仕上げていくのも お勧めです。
●開口部より少し大きめのハーフ材をぶら下げるように 取り付けた「パタパタ扉」
※こちらのシェルフはオーダー品です
●蝶番で取り付けるだけなので、比較的取り付けは簡単 中身は隠せるので、お勧めです
以上、WOODPROスタッフによる施工レポートでした! ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。