[NO:CP0919_2501]
2025年1月:東京都 株式会社アンドファームユギさん
品質面また価格面において大変満足できるものをありがとうございます(お客様より)
OLD ASHIBAフリー板(足場板古材)
アングル&プレート
今回頂きました材は、東京八王子にあります農場(株式会社アンドファームユギ)の事務所にある既存会議テーブルの改修に使わせて頂きました。
届きました材はささくれ等がほぼなく、下地処理が必要なかったのは助かりました。
板の入っている段ボールを開け、蜜蝋ワックスを適量取って塗り込むだけで杢目やユーズド感がしっかり出るのは手軽でユーザビリティの高い製品だと認識しています。
蜜蝋ワックスは弊社で生産している蜜蝋に亜麻仁油を混合したものを用いました。
市販の蜜蝋でも家庭で作ることができ、ワックスの総量に対して10〜20%程度添加し加熱することで作成することができます。
お付け頂きました鋼材やネジ類は天板据付後に蜜蝋ワックスを上塗りしてあります。
黒染め様の表面処理がされているものでしたがSS400系の謂わゆる鉄ですので、防錆の意味合いでも込めて施しました。
品質面また価格面において大変満足できるものをありがとうございます。
(★蜜蝋ワックスの作り方や使い方をお伺いしましたので、下部へ記載しています!★)
~蜜蝋ワックスの作り方・使い方~
亜麻仁油を鍋に入れて温め、そこに蜜蝋を落としてください。(蜜蝋はワックスの総量に対して10〜20%程度)
蜜蝋の融点は60℃程度なので、油は泡立つほど加熱しなくても大丈夫です。
加熱しながら撹拌して油と蜜蝋が混ざったら密閉できる適当な容器(メンタム缶等)に移して自然冷却してください。
冷えて固まったら完成です。
亜麻仁油は酸化すると固まる性質があるので密閉できる容器に入れて保管するのがポイントです。
使い方は、ワックス表面を適当な布で擦って取り木の表面に塗り込み、少し待ってから乾拭きするだけです。
待ち時間は木の状態によりますが、数時間から24時間程度です。
~メンテナンスについて~
使用頻度は木の用途にもよりますが、水に触れるカッティングボードでワンシーズンに一度、その他は一年に一度程度塗れば大丈夫です。
サンドペーパーがけした際等、表面に塗装がない状態で塗ると防水性を高められます。
Before
After